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栄養メルマガ 2008年 12月号
皆様こんにちは。
2008年も、あと10日あまりになってしまいました。
小さいころ、『30歳を過ぎると、誕生日を迎えてもあまりうれしくない』と、大人の人が言っていたのを、ふ~ん、そうなんだ・・・と思って聞いていましたが、今はその気持ちがよくわかります(笑)
体脂肪計で、年齢設定をするときに、いつも2歳くらい若く設定しそうになるのは、無意識に行動に現れているのかな・・・と自分のおかしな行為に笑ってしまいます。
いくつになっても『その年代ならではの楽しみ』をもった生活がしていきたいなと思います。
そうすれば、誕生日がうれしくなって、決して落ち込むこともないですものね(笑)
皆様の2008年は、どんな1年でしたでしょうか??
豆を見直そう!!
お正月のおせち料理にかかせない黒豆。
黒豆以外にも、金時豆、大福豆、そら豆、小豆、大豆、落花生・・・などなど、豆にはいろんな種類がありますね。
この前、お豆のシンポジウムに参加してきました。
少しそのことについて書かせていただきたいと思います。
日本では、甘く煮て食べる煮豆が主流ですが、海外では、レンズ豆、ひよこ豆など、お肉のつけ合わせや、サラダに使ったりと、スパイスや塩味で食べる、お豆のお料理が多いと思います。
日本は湿度の高い気候を特徴として、微生物を発酵させる食文化が発達し、大豆の加工品~納豆、味噌、しょうゆなどが作られ、ほかの加工品では豆腐、黄粉、油揚げ、厚揚げなどの製品ができたようです。
大豆の摂取量が増えた背景には、この加工品の普及と、欧米諸国のように肉を食せなかった時代に、良質の蛋白質や脂質などを、大豆から摂っていた点にあるようです。
南米やインド、ヨーロッパなどは豆をそのままの形で食べることが多く、赴任中の方も、カレーやスープ、サラダなどで食べる機会も多いのではないでしょうか??
以前にインドの食についてのお写真を送っていただいたなかにも、カルバンゾー(ヒヨコマメ)のカレーがありました。
お肉からたんぱく質をとることができる海外では炭水化物(糖質)中心のお豆をたくさん食べるようになったようですね。
炭水化物主体の豆
あずき、ささげ、インゲン豆、花豆、えんどう、そらまめなど。
乾燥豆の重量の50パーセントが炭水化物です。
またたんぱく質は、約20パーセントと豊富な一方、脂質は約2パーセントとほとんど含まず、低脂肪・高たんぱく質食品です。
脂質主体の豆
大豆・落花生がこのグループです。
大豆は乾燥豆重量の約20パーセントが脂質で、たんぱく質も30パーセント以上と非常に多いため「畑の肉」とのネーミングがついたようです。
炭水化物は約30パーセントと上記グループの半分程度です。
落花生は脂質含有率が約50パーセントと極めて高く、たんぱく質は25パーセントです。
豆の成分組織比較(100グラム含有量)
↑こちらをクリックしてください。
~豆食文化と健康を考えるシンポジウムより~
日本では大豆は全国で生産されていますが、今はアメリカや中国からの輸入にも頼っています。
ヒヨコ豆は、主にメキシコから、レンズ豆はアメリカ、フランスから、すべてが輸入もののようです。
レンズ豆は、虫眼鏡に使うガラスがこの豆に似ていることから、レンズ豆という名がついたそうです。
わたしは、おばあちゃんの作るストーブの上でコトコト煮込む、うずら豆(金時豆)や白インゲン豆(大福豆)が大好きでした。
日本で昔は摂取量が多かった豆類も、現代ではかなり減ってきているようです。
しかし、国内での最近のヘルシーブームで、豆を使ったスイーツや、豆のサラダ、豆のスープなどを提供するお店も最近見受けられます。
でも、そういったお店は、女性のお客様が大半を占めていて、男性といえば、女性に連れてこられた感じのかたが多いような気もします(笑)
煮豆の甘い味も50代以上の方は小さな頃からの馴染みの味であるかたが多くても、20~30代の世代では、馴染みがなく、食生活のなかで豆料理からは遠ざかってしまっている傾向にあるようです。
豆の栄養は先ほどの炭水化物主体と脂質主体とにも分かれますが、食物繊維や鉄分、ビタミン、ミネラルが多いのが特徴です。
まず、水に一晩つけて・・・長時間コトコト煮込んで・・・と調理に面倒な感じがあり、豆料理から遠ざかっているかたも多いとおもいますが、小豆は水に浸さなくても調理可能です。
簡単に食べることができる、缶詰めや、レトルトでの水煮や蒸し豆(調理豆)もあります。
乾物であればより日持ちもします。
インゲン豆の場合は味も淡白でどんな料理にもあいます。
つぶして、サラダやコロッケにしたり、シチューやカレーはもちろん、お肉と煮込んだり、ご飯に混ぜ込んだり・・・。
小豆・金時豆、黒豆、花豆などの甘い煮豆も、そのままでなく、ミキサーにかけてピューレ状にすると、豆とは思えない、口当たりもよいデザート感覚でたべることができます。(以前に特養ホームに勤めていたころ、よく作りましたが、ミキサー食ながら、とてもおいしく感じました。)
野菜が入手しにくい国では、栄養価も優れていて、重宝できる食材なのでは・・と改めて実感しました。
スプーン1杯のお豆で食物繊維やカルシウムが確実にアップするので、日本の学校給食でも、煮豆以外の豆料理のレシピの工夫が、今さかんにされているようです。
お子様やお年寄り、便秘の方、野菜不足のかた・・どんな方でも、食べていきたい豆料理。
またすこしずつ、家庭の食卓に登場するとよいですね。
メタボリックシンドローム撃退マニュアル
~TSN新書より~
快適な睡眠で十分な休養を
最近よく眠れている?
□よく眠れる
□よく眠れない
□日によってまちまち
睡眠は心身両面の健康に重要な役割を果たしています。
毎日質の良い睡眠をとり、疲れを回復させて、いきいきとした生活を送りましょう。
仕事がハードで、睡眠時間もままならない方も中にはいらっしゃると思います。
『少しでも睡眠時間を確保したいのでと朝食は食べていません』というかたにも何人もお会いしました。
パソコンのメールやインターネット、携帯電話の普及などで、電車でも、カフェでも、自宅でも、いつでもどこでも仕事ができるようになりました。
便利になった半面、プライベートな時間や、睡眠や食事などの日常生活に必須である生活の時間をちゃんととりにくくなっているように思います。
労働時間が長くなり、疲労が増加し、その疲れを回復させたいのに、睡眠がなかなか取れない・・・。
悪循環ではありますが、悲しくも、日本のビジネスマンのかたには、こういった現状のかたがたくさんだと思います。
図にもあるとおり、短い時間の昼寝にも効果はかなりあるようです。
もし、お昼寝ならできそう!というかたは、少し参考にしてみてくださいね。
また(私もそうですが)早く寝ることができるのに、いろんなことを寝る前にやろうとして、つい就寝が遅く・・・なんてこともあると思います。
早く眠ることができる日は、積極的に床につきましょう。
すっきりした目覚めがあるからこそ、朝食も食べることができるし、日中の仕事もはかどります。
仕事に全力投球したくても、健康あっての仕事です。
体調を崩しては生活すべてに支障が出てきてしまいます。
ある雑誌の睡眠についての特集では、30~40代の、育児や家事に追われながら、仕事を持っている母親の平均睡眠時間が一番すくないとも書いてありました。
男性でも、女性でもいろんな事情で睡眠がとりにくくなっている現代です。
来年の干支は丑年です。
食後に寝ると牛になるよ・・・と小さいころよく言われましたが、来年は少し牛を見習って・・・・(笑) 生活パターンに合わせた、快適な睡眠をとりたいですね。
今月の画像
たのし~いお菓子作り♪←こちらをクリックしてください。
久々にお菓子を作ってみました。
材料を混ぜている間、焼き上がりを待ってオーブンをのぞく時・・・
やっぱりお菓子作りって楽しいですね~
☆~A5コース~☆
毎度のご案内になりますが、2005年1月より一時帰国時の健診として、血液検査と栄養相談を主としましたお手軽なコース(A5コース)を開設いたしました。検査数値が基準値以上のものがある方は、1年に1回の健診では期間があきすぎてしまい、食事や運動の効果が分かりにくくなります。生活習慣病はご自分で予防できる病気です。午前中10時ころに終了するようなコース設定になっております。(午後の受診のご希望の方はご相談ください。)一時帰国の合間にぜひご利用ください。
A5コースのご案内はこちらです↓
http://www.johac.rofuku.go.jp/business/eiyou/image/jpga5.pdf
尚、当センターとしましては、海外赴任中のフォローアップの一環としまして、栄養相談・栄養指導の充実を考えております。皆様からの情報や、ご希望をうかがいながら海外赴任を健康で過ごされるよう、お手伝いさせていただければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
*このメールは健診時にお答えいただいたアンケートにアドレスを記載いただいた方にお送りしております。
まだ赴任されていない方もいるかもしれませんが、アドレスの確認のためにもお送りさせていただいています。不要になった方など、名簿からの削除をご希望の方は ご連絡お願いいたします。帰国後も続けてご購読いただき健康管理にお役立ていただければと思います。*
独立行政法人 労働者健康福祉機構 海外勤務健康管理センター
JOHAC 栄養相談担当 管理栄養士 寺田 裕実子
e-mail;eiyou@johac.rofuku.go.jp
HP;http://www.johac.rofuku.go.jp/index.html
栄養相談バックナンバー http://www.johac.rofuku.go.jp/healthcheck/mailmagazine2008.html
2008年、当センターをご利用くださった皆様、ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いいたします。
皆さま、良いお年をお迎えください。